|
澤田時計店のアンティーク・クロック専門部門として開設した「古時計再生工房」。
ネット上はもちろん、実際の店舗でも販売・修理を行っています。
|
当店で販売している商品は、すべて分解掃除や修理といったオーバーホールを、ひとつひとつ丁寧に行い、動作確認を行った品物を販売しております。
時計をお部屋のインテリアにされる方も、実際にご使用される方でも、安心してお買い求めいただけます。
また、ご注文いただいた後にも最終チェックとして、動作確認を行ったのちに発送いたしております。
(なを、全ての鍵巻き式の時計には鍵が付属します。) |
|
品物は、万全の状態で販売しておりますが、ご購入の際、不具合等がありましたら、6ヶ月まで無料で修理いたします。
(誤ったご使用、取り扱いでの故障、配送時の損傷除く。) |
|
すべての部品を分解し、洗浄します。古時計の場合、使用されていなかったり、保管状況が悪かったりした場合、油が固着してしまっていることが多く、それらを一度、除去してやる必要があります。
そして、軸受け穴の磨耗状態を確認し、減っていればタガネで元の大きさに戻します。適正なアガキを確認したのち、組み立て直し、注油を行います。
ケースに組み込んだら、動作確認のため2〜3日文字盤を付けずに様子を見ます。無事、何事もなければ文字盤、針、等を付けて日差調整を約1週間行い、オーバーホール完了となります。
(現在の時計と違い、数分の誤差はいたしかたありません。) |
|
ケースもそれぞれ状態が違います。しかしあまりにも汚れていては時計がかわいそうに思えてくるものです。当店では、時計ひとつひとつの状態を確かめながら、苛性ソーダ、等で汚れを落とします。筆を使っての細かい作業ですが、きれいになった時計を見ると、やはり嬉しいものですね。みなさんはどうお考えでしょうか? |
|
アンティークのものといってもやはり時計に変わりありません。当店が持っている、経験と知識をみなさまに活用していただき、愛する時計を末永くご使用いただければ幸いです。
古い時計の面倒を見られる時計店も少なくなりつつあります。今後共、みなさまがお喜びいただけるような商品、サービスを行えるよう努力いたします。 |
商品説明にははじめての方には判りにくい用語があるかも知れません。用語について説明します。
●八日巻き(ようかまき)
ゼンマイを一杯まで巻いて動くのが約7日間で8日目に巻くことから”八日巻き”となります。
他に日巻き(一日巻き)、14日巻き(2週間巻き)、一ヶ月巻き、などがあり、いわゆるゼンマイを巻く周期のことです。
●時打(ときうち)
打ち方(時報)が正時に鳴るのを”時打”(ときうち)、30分に鳴るのを”半打”(はんうち)と言います。正時と30分に鳴る場合は時、半打と表記してあります。ウェストミンスター打ちは15分ごとに打ちます。
●インチ表示
文字盤は何インチとあるようにインチ表示が使われます。1インチは約2.5cmで、たとえば12インチは昔のLPレコード盤と同じサイズです。
●文字盤の材質
文字盤には大きく分けて3種類のタイプがあります。紙文字盤、ペイント文字盤、琺瑯(ほうろう)文字盤の3種です。紙文字盤はもちろん紙、ペイント文字盤は塗料で塗られている文字盤で、よく剥がれてしまっています。いずれも下地はブリキ板のような金属です。琺瑯(ほうろう)文字盤はいわゆる陶器製の文字盤で、白い輝きをいつまでも保っていられます。割れやすいのが難点です。他にセルロイド製の文字盤もあります。
●製造年代
製造年代については判らない事も多く、おおよその年代を表記しています。 |
|
|