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日々の時計のお手入れや、取り扱い方が正しければ故障も少なくなります。 末永く付き合っていく上で大切な事を知っておきましょう。
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時計を掛ける時は、まっすぐに掛けてください。(前傾も後傾もさせない。)
時計が数分で止まってしまう場合などはまず掛ける角度をチェックして下さい。
掛ける角度が1度違っているだけで調子が変わってきます。 |
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時計を移動させる時には、振り子を外して移動させてください。
振り子の振り竿は繊細にできており、衝撃で曲がりやすいため、付けたままでは移動させないでください。
時計を掛ける時も、掛けてから振り子を付ける様にしてください。 |
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時間の調整は、振り子下のネジで行い、ネジを右に回すと振り子の位置が上り、時間が進みます。左に回すと振り子の位置が下がり、時間が遅れます。 |
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時の打つ数の調整には、2通りあります。
1つは、振り子室の中に針金が下がっているタイプで、針金を上に持ち上げると、時を打ちます。それで時間と打つ数を合わせてください。
もう1つは、針金の無いタイプで、長針を12時の位置から9時の位置まで戻します。そしてもう一度、9時の位置から12時の位置まで持っていくと、時を打ちます。これを繰り返して、時間と打つ数を合わせてください。 |
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静かに、いっぱいまで巻いたら、時計の性能が充分発揮できます。
注意点として、最後のほうは力を入れて巻かない、という事です。 |
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針を回す時は、長針を回し、文字盤を傷付けないように回してください。
逆回転(反時計まわり)は5分程度ならば、大丈夫です。 |
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ケースは時々、乾いた布で乾拭きしてください。
傷みがあるものに関しては、慎重に扱って下さい。 |
お買い上げいただいた方も、修理依頼をされた方も基本的にこれらの事を守っていると故障は少ないはずです。その他、分からない事があれば、当店にご相談ください。
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